先生のブログ

踊る教員日記

後藤彩子のブログ

プロフィール
2011/03/01

優先順位って・・・!?

ある生徒が話しかけてきました。

 

「先生、私、漢検3級受かったんだよ。」

「そう! よかったね。がんばったね!」

「でも、漢検の勉強している間、復習シート、書けなかった。」

「それじゃ、ダメじゃん。」 

 

いつもなら、

「まあ、そういう時期は仕方ないね。少し余裕ができたら、がんばって。」

と、答えるところですが・・・。

 

 

今日、生活ノートの提出率が、最低記録を更新してしまいました。

SHRで、喝!

「定期考査を理由に、言い訳していないかい?」

(ものの5分か10分で書けるノートですからね)

 

いつもなら、

「定期考査中だから、仕方ないね。少し余裕ができたら、がんばって。」

と、呼びかけるところですが…。

 

 

 

厳しいことを言ってしまったのには、理由が…、

私自身の心境の変化があります。

 

 

 

私は今、ある会社のスキー部に、社外部員としてお邪魔しています。

といっても、実業団などではなく、草レースを楽しむ社会人同好会。

 

その会社は、大学生の就職したいランキング上位に来るような、有名な企業さんで、

みんな忙しいはずなのに、スキーに関しても、“熱い”んです。

 

特に、合宿や試合をコーディネートする幹事さんたちは、

「いつ、作業しているの?」

というくらい、本業も部活動もがんばって、

たぶん、ものすごい量の仕事と作業をこなしている・・・。

 

「いつも、4時間くらいしか睡眠時間とれないの。」

「それじゃ、早死にするぞ!」

 

「最近は(帰りが)早いよ。9時とか、10時とか、11時とか…。」

「全然、早くないじゃん!」 (これにはさすがに、周囲のメンバーからも突込みが!) 

 

寝る時間を削ってでも、やるべきことはもちろん、

やりたいこともがんばっているんだ!?

 

 

これが、心境の変化のきっかけ。

 

 

生徒たちによく、

「忙しいときは、やるべきことをリストアップして、優先順位をつけるんだ!」

と、言っていますが、

ふと気づいたんです。

 

優先順位って、あくまでも“優先する順位”であって、

“下位のことを、やらなくてもいい”ってことじゃないことを。

それを、教えなくちゃいけないのでは、・・・と。

 

もちろん、成長期の子供たちに、「寝る時間を削れ」とは言いません。

でも、試験中にテレビやパソコンに夢中になったり、

取り掛かりが遅くなって、グズグズすごして、

それで、本来やるべきことがおろそかになっている子も、

少なくはないはず。

 

 

「勉強が手一杯だから、部活を辞めます。」

・・・生徒たちから、たまに聞こえてくるセリフ。

 

でも、実際には、そう言って部活を辞めた子で、

成績が伸びたためしはありません。

(たいていは、顧問や担任を納得させる、常套句にすぎません) 

 

 

スペシャリストや、一点集中もいいのだけれど、

色々なことを、要領よく上手にこなす能力も、大切なんじゃないかな。

 

あれも、これもで、どれも中途半端もよくないけれど、

色々なことに一生懸命になりながら、

その中で、自分にとっての優先順位を決めて行動してゆく・・・、

そんな力も、大切なんじゃないかな。

 

「これしか、できない」

「忙しいから、やらない」

・・・自分や周りに言い訳はできるけれど、

それって、自分の可能性の芽を、摘んでしまうことなんじゃないかな・・・。

 

 

そんなことを考えながら、

日々の生徒への声掛けに、試行錯誤な私。

 

 

少なくとも、一般企業にお勤めの方々の言葉や様子から、

私自身も刺激を受けています。

 

さあ、年度末。

言い訳しないで、がんばってみるとしましょう!

 

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