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踊る教員日記

後藤彩子のブログ

プロフィール
2011/10/03

読書百篇意自ら通ず

以前,女キャリ通信の原稿用に執筆し,使わなかったモノを

ここで紹介します。

 

実は,過去のブログ(2011/1/16「一年の計は元旦にあったか!?」

の続編でもあるのですが。

 

 

 

 

 

「どくしょ ひゃっぺん い おのずから つうず」って聞いたことがありますか?

 

「昔,中国に董遇(とうぐう)という

常に本を持ち歩いているような勉強熱心な人がいました

 

彼はどんどん昇進し,の御前で講義するまでになりました

 

そんな彼の元に,直々に学びたいと言う人がたくさん集まりましたが,

彼は,『読書百篇(ぺん)義(ぎ)自(おのずか)ら見(あら)わる』

と言って断りました。」

という,中国故事からきています。

 

 

ようするに董遇さんは,

「優秀な先生についたからって伸びるわけじゃないんだよ。

それより,自から学ぶ意識を持って,本を読みなさいよ。

それも,何度も。」

と言って断ったわけです。

 

そして現在,このことわざには

「難しい本でも,何度も読めばその意味が分かるようになるから,

本はじっくりと読みなさい」

という意味と,

 

人に頼らず,まず自分でやりなさい」

という意味と,

 

「できないことも,何度もあきらめずにやれば,いつかできるようになる」

など,いくつかの意味があります。

 

 

 

 

私には,とある体験があります。

それは,共通一次(現在のセンター試験)の国語のテストでのことでした

 

国語は私の得意科目で,

逆に言うと,絶対に点数をがなければいけない科目。

 

ところが,現代文は手応えがあったのですが,

漢文がチンプンカンプン! 

 

そこで,現代文と古文の見直しを終えて残った時間を,

ずっとその,ワケのわからない漢文とにらめっこすることにしました。

 

あれやこれや考えても分からず,

最後は深く考えることもやめて,

頭の中でただひたすらその漢字の形と音だけを

追うように読んでいました。

 

するとある瞬間,ある箇所について

「あれ? もしかして?!」とひらめき,

そのひらめきをきっかけにスルスルっと,

まるでこんがらかったがほどけてゆくように,

の意味が分かり,

問題が解け・・・。

 

 

そして第一志望に合格。

 

あの時,あのひらめきがなかったら,

私は今,取手聖徳で教師はしていないでしょう。

 

 

「・・・だから,時間が余ったからって寝るな! 

分からないからってあきらめるな! 

何べんでも問題文を読み返しなさい!」とは,

私が担任だったクラスの生徒なら,一度は聞いたことがあるはず。

 

テスト中だけのことではなく,

テスト対策だって受験勉強だって,

「問題集を1回やって,やった気になってる」んじゃ,もったいない。

 

最低3回はやらなきゃ!

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