先生のブログ

張替の『ほぼ日通信』

プロフィール
2016/04/16

「身銭」を切るコミュニケーション~5Aの現代文Bの授業を見学して

 3校時,5A(高校2年A組)の[現代文B]の授業を見学させていただきました。教材は評論文,内田樹さんの「『身銭』を切るコミュニケーション」という文章でした。

 

 「コミュニケーションのコミュニケーション」「メタ・コミュニケーション(“メタ”は“高次の”“超……”という意味。コミュニケーションの成立・不成立等に関わる上位のコミュニケーションのこと。)」の必要性が主題です。コミュニケーションの不成立場面の考察から,「コミュニケーションの不調の原因は必ず両者にある。」「一方だけが有責で,他方にはとがめられるべき瑕疵がないということはありえない。」と論が展開されていました。

 

 横行する「他責的なメタ・コミュニケーション」を批判し,互いの意思の疎通のためには,両者がそれぞれに分岐点まで戻ること,すなわち,「身銭」を切るコミュニケーションが必要だとまとめられていました。

 

 

 5Aの生徒たちは,担当のO先生の指示のもと,文章中の「接続詞」に注目し速読していました。一度音読したところで,「100字要約」の指示が出て……。教科書4ページ足らずの割と平易な文章ですが,いざ「要約せよ!」言われるとそのハードルは高く感じます。しかし,生徒たちはしっかり文章と向き合って格闘していました。ノートに向かう生徒たちの姿を見て,頼もしく感じた1時間でした。

 

 授業後,生徒たちの教科書(東京書籍の『精選現代文B』)をパラパラとめくっていたら,扉の写真に目がとまりました。イギリスの田舎町 コッツウォルズ地方ののどかな風景が掲載されています。コッツウォルズは夏のイギリス語学研修(毎年7月に実施,希望生徒が参加します。)で,中学生たちが訪れる場所です。「はちみつ色の街」と言われています。教科書の口絵で発見して,ちょっとうれしくなりました。

 

 ちなみに下の写真は,エジプトのアレキサンドリアの図書館の写真。「世界遺産」好きの私としては,一度訪れてみたい場所でもあります。

 

 

 今日の会食は,リクエストメニューでした。筍おこわ・お味噌汁・ミニコロッケ(カレー&ポテトサラダ)・野菜とツナの和えものでした。旬のたけのこ,美味しくいただきました。

 

 

 

 今日, よいお天気で穏やかな一日でした。新緑が日に日に濃くなってくる取手聖徳女子中高です。

 

 

 九州 熊本では,大きな地震がまだ続いているとのこと。被災地の皆さんのため,遠くにいる私たちに何ができるかを考え,行動していきたいと思います。これ以上,被害が大きくならないことを祈りつつ……。

 

2 コメント
コメント一覧
  • 1

    こんにちは一度読んでみたくなりました。
    九州地震気になります。募金してきました。

    by: 篠宮早苗, on 2016/04/16
  • 2

    篠宮さま
    コメントありがとうございます。内田樹さんの文章、コミュニケーション論や現代社会論など、とても面白いですよ!ぜひ読んでみてください。

    by: 張替起子, on 2016/04/16
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