先生のブログ

張替の『ほぼ日通信』

プロフィール
2010/04/23

「産まない選択」をしていたつもりが……

 特別な教育課程「女性キャリア」,昨日,第1回のプログラムを実施しました。4月当初から,プレプログラム・開講記念講演会と続いてきましたが,いよいよ本格始動です。このプログラムを通じて,生徒たちがたくさんの「気づき」を得て,自分自身の成長と将来の自立に繋げて欲しいと思います。

 女性キャリア Project に携わって,私自身にもいくつかの変化がありました。

 まずは,勉強量が増えたこと。学ぶことが苦にならなくなったことです。国語の教師ですから,もともと読書量は多かったのですが,昨年度はいつもの倍以上の本を読みました。買い求めた書籍のジャンルも,多岐に渡っていたと思います。

 読書だけでなく,さまざまなメディアを通して,貪欲に情報を求めるようにもなりました。また,一つの情報を掘り下げ,その真偽や是非を追究したり,視点を変えて調べてみたりする機会も増えました。この傾向は,「女性キャリア」に関わることだけでなく,教材研究や授業研究にもあらわれていたと思います。

 私は,よく言えば「おおらか」,悪く言えば「ずぼら」な人間です。勉強は必要最低限,表面的に要領よくこなして,残った時間は大いに遊ぶ,という主義だったのですが,「もっともっと学びたい,知りたい」と思うことが増えました。

 それから,もう一つの変化,これが自分でもなぜこう思うようになったか分からないのですが……。衝撃的な変化です。

 私には,子どもはいません。欲しくてたまらなかった時期もありますが,仕事と不妊治療との両立は,物理的にも精神的にも難しく,時機を逸してしまいました。不惑を過ぎ,夫婦でも「子どものいない人生」を考え始めていました。私自身,「産まない選択」をしていたつもりだったのです。

 それが,この女性キャリア Project に関わっているうちに,「子どもが欲しい」「女の子を育てたい」と強く感じるようになりました。理由は分かりません。具体的にどう動くかも決めていません。生物学的には,そろそろタイムリミットだと思います。一年後,どう変化しているか,楽しみです。

 これが,私に訪れた変化です。生徒たちには,どんな変化があらわれるのでしょうか?

3 コメント
コメント一覧
  • 1

    女性ならば誰もが考える問題かもしれませんね。

    私は職業柄、動物の出産・子育てに接することが多いけれど、それを見ていると出産・子育てがとてもプリミティブな行動であることを改めて思います。

    ヒトの場合、理性やら状況やらで生得的な欲求だけに依存するのが難しいこともあるでしょうが、「子どもが欲しい・育てたい」というのは生得的にプログラムされたものなんでしょう。
    それを実現するかは別として、生得的な欲求を意識するというのは身体に良さそうだと思います。
    「眠いから眠る」に近いかも。

    私は今年30歳になるからか、最近、挨拶代わりに「結婚は?」「子どもは?」と聞かれます。
    その度に生物学的適齢期を実感していますが、ヒトはややこしいですね。

    楽しくて良い変化がいいですね

    by: マユ, on 2010/04/25
  • 2

    お久し振りです。張替先生お元気ですか?
    小川(旧姓:黒田)です♪
    ブログ見させて頂きました。
    懐かしい先生、居なくなっている先生と懐かしく見させて頂いています。
    石下に行く度に「張替先生のお家はどこだろう?」と探しちゃっている私がいます。
    ぜひ、お会い出来る日を、楽しみにしています。

    by: 黒田清香, on 2010/04/25
  • 3

    マユ様
    コメントありがとうございました。
    「生物学的適齢期」と「精神的な適齢期」のタイミングがうまく合うと,変化の波に乗りやすいのかもしれませんね。「結婚」も「出産」もタイミングなのかなと感じます。周囲の変化を楽しむ余裕をもって,日々の生活を送りたいと思います。

    小川清香様
    コメントありがとうございました。元気にママしていますか?清香さんというと,いつもニコニコ笑顔で学校生活を送っていたことを思い出します。お母様もお元気ですか?学校にも遊びに来てくださいね。

    by: 張替起子, on 2010/04/28
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