2011/03/20
寮生の心遣い
大地震から一週間が過ぎ、日ごとに明らかになってくる被害の状況を目にするたび、胸が痛みます。
このたびの大震災で被害にあわれたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。
大地震が発生した11日。JRの運行見合わせや道路事情(大渋滞になりました)で
帰宅できない生徒12名と和弘寮に泊まりました。
寮の玄関では、寒い中、寮生が出迎えてくれ、
「大丈夫?」「寒くない?」「疲れたでしょ」「早く中に入って!」
と優しく声かけをしてくれました。
ほっとして、思わず涙ぐむ生徒も・・・
部屋割りが決まると、次々に布団や毛布を運び入れ、
「この部屋、何人ですか?」「足りないもの無いですか?」
と素晴らしい連携プレーで、あっという間にベットメイキングの準備。
さらに、館内放送で、
「今日、寮に泊まるみなさん。何か困っていることはありませんか?
部屋着や靴下など、借りに来てください。
私たちにできることは何でもやるので、遠慮なく言ってください」
素晴らしいと思いました。
寮生たちだって、離れている家族や家の心配、余震の不安を抱えているのに・・・
こんな非常時だからこそ発揮できる「真の思いやり」「真の和の心」
この「心」に触れた人から、また次の人へと広がる美しい連鎖。
これが、取手聖徳生の強さだと思います。
寮生の皆さん、お世話になりました。 ありがとう。
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