先生のブログ

 weekly TAKU        Puis-je vous aider?

  水 越 卓 治 

プロフィール
2018/08/24

卓471 伊勢原参り

   

夕方のJR取手駅から出る,

各駅停車・伊勢原行。

   

2018/3/22  18:20

 

この便に乗ると終点の伊勢原(小田急線)まで,

途中,地下鉄千代田線を縦走して,

約100kmを2時間18分かけてたどりつくようです。

   

伊勢原市のある神奈川県・西部の内陸部は,

東名高速道を軸に,海老名,厚木,伊勢原,秦野(はだの)

などの都市が連なる一帯で,

伊勢原の名も,ラジオの渋滞情報で

 「伊勢原バス停付近・20km」

などで耳馴染みがあります。

    

8月23日(木)の早朝,

   

( 取手駅 2018/8/23  4:32

   

伊勢原へ出向きまして。

  

6:52 )( 15:09

  

その近くの町に住む中高時代の友人と

この駅からバスに。

  

( 6:57 ) 

   

産業能率大学の近くや東名高速の下などを経て,

反対方向のバスと交換待ちをするほど細い

おもむきのある旧道も抜けて,

  

7:20

   

25分後,山のふもとにある

終点のバス停に到着。

  

7:24

    

この場所の標高は310m。

ここから,1252mの山頂をめざします。

関東の名山のひとつですが,私は初挑戦。

   

( 昭文社「丹沢」)( 手前の浅間山は,活火山の浅間山と同名ですが,異なります。)

  

あらかじめ,前の週に,登山用の地図で

所要時分を見ておきました。

 

バス停→(60分)→神社→(90分)→山頂

  

ざっとこんな,2時間半+休憩時間で,

10時半ころに登頂といったところでしょうか。

  

7:38 「女坂」「男坂」分岐点 )

   

登り道。 神社までの経路がここで2択。

左はなだらかで少し道のりのある「女坂」,

右は急で短距離の「男坂」。

早道がいいかと,後者を選んで進んだのですが…。

   

8:28

  

私の方は早くも息が上がってしまい,思うように登れません。

予想外。 今までにこんなことはありませんでした。

フルマラソンや山歩き(山走り)をたしなんでいる友人の

足を,完全に私が引っ張ってしまっています。

  

( 一応,脚を引っ張ってみました。 ) 

  

というわけで,休みばっかり。バス停から,

24分進み,11分休む。

19分進み, 6分休む。

  9分進み, 4分休む。

13分進んで…, 神社到着。

60分での予定は,86分かかってしまい…。

   

最初の11分間の休憩などは,貧血状態でした。

じつは,朝食を十分に摂っていなかったことも起因。

  

自宅の起床が予定(3:20)の40分遅れで,やや寝坊。

持っていた糖分(飴)や水分(茶)は取手・伊勢原間に摂ったものの,

他の栄養分が前の晩ご飯以来。 …不用意でした。

   

( 貧血休みのときに撮影 7:54

 

もうひとつ思うのは,普段の運動不足。

この86分間がお粗末ながら,準備運動でした。

   

気分的にも不安に。 この調子では頂上は無理か。

神社でおしまいにするか,とか。 慎重なのか,弱気なのか。

   

急な石段も手を地に着きながら登ったのは,

高所恐怖症だから(後ろ側に墜ちるのが怖い)。

次回はスティック(杖)を持とうと思いました。

   

でも,そうした思いの数々は歩きながら友人と

その都度しゃべって笑い飛ばしておりました。

  

友人はそれを聴いてくれまして, 根性とか頑張れでもなく,

無理をするな,でもなく, 今のペースならどれくらいで

頂上に着けるか,などと,軽妙な口調で冷静なアドバイスを

かけてくれましたので,

 

今思えば,そのおかげで,登頂の可否を前に,

変に気分が滅入ってしまうことが避けられていたと思います。

長時間のフルマラソンで鍛えられているがゆえの

言葉かけをもらえたような気がしました。

    

8:49, 正しくは 「阿夫利神社下社(あふりじんじゃしもしゃ)」 といいます )

   

8:49 標高差で予定の44%をクリアーしました。 )

   

境内からの下界の眺望はいまひとつ。

房総半島まで見えると案内板にはりますが,

かろうじて湘南の海岸線と江ノ島あたりまでが,

白っぽい風景としてぼやけがちに広がっていました。

  

8:52

   

さて,神社(標高725m)での10分休みを終えまして,

   

9:01

   

先ほどは無理かもと思った, 神社→山頂,90分へ。

でも,今度は好調。 急傾斜も少な目。

117分かかってしまいましたが, 辛うじて登頂です。

 

内訳です。           標高 725m。

21分進み, 5分休む。

31分進み, 7分休む。 標高 930m。

13分進み, 2分休む。 

 7分進み, 3分休む。

28分進んで…, 登頂。 標高1252m。

  

1.43倍だった遅れは,1.30倍へ 縮小です。

  

怖ろしく急な石段などはなくなりましたが,

土石流がフリーズしたかのような登り坂が主流に。

 

10:09

   

溶岩も目立ち始め,まつられているものも。

  

9:55

  

ようやく頂上近く,急坂の終わりに。

  

10:51

   

3時間半かけて,登頂です。

  

10:58

   

茶店の飲食物でひとまず休憩ですが,

残念ながらその日の頂上は雲の中。

横浜市内から今朝はこの山が見えないけど大丈夫?

とチャットで聞いてきてくれた友人もいましたから,

   

お天気なら横浜や都内,東京湾,房総,筑波山まで

一望できるのでしょう。 でもその日は,   

周囲は見えますが,遠くはただカルピス色。

両脚は乳酸充満の感があります。

でも不思議と,残念無念な気持ちは湧きませんでした。

  

頂上には37分間(11:34まで)。

このあと,別のルート(見晴台経由)で下山にはいりましたが,

苦難の「その2」が自分に起きました。

   

下山で膝が痛むなんて経験が実はない,なんて話していたら,

にわかに右脚が痛み出し,再び,ペースが下がり始めました。

神社でもう少しきちんとお参りをしておくべきだったかとも思い…。

    

しかし,痛風の発症に備えて持っていた鎮痛剤をのむと,

え?と思うくらい,1~2分後に痛みが弱まったので,

これは暗示とか気のせいというのも絶対あるよねと,

笑わずにはいられませんでした。

   

かくして,山頂からさきほどの神社まで,

140分の予定でしたが,あら不思議,

まさかの125分で着いてしまいました。

  

この行程でも友人は,要所要所でペースをチェック。

私の右脚が痛み始めたときなどはペースは確かに落ちました。

しかし,投薬と気分転換でペースは上がり,

何事もなかったかのように,帰りの交通機関にたどり着くことができました。

   

■■21 22

13:37 )( 14:02 )

   

というわけで,

普段4000歩くらいしか歩いていないところ,

この日は大汗かきかき,26000歩にもなりましたが,

それよりも,非日常の時空の中で,

身心ともに鍛えられてしまいました。

  

日曜に北海道でフルマラソンンにのぞむ友人には,

その数日前などに登山に付き合ってもらい,申しわけなかったのですが,

普段は山道も「走る」という彼は,今回は観光ペースだから大丈夫

とさっぱりと言い放ってもらい,最後まで救われ通しでした。

フルマラソン,軽妙な走りでまたPB(自己ベスト)が叶いますように。

   

大山は,古来からの信仰の山。

自然や人に支えられながらの

自己を点検・分析する時間となりました。

   

  

大山は,鳥取県の大山(だいせん)も有名ですが,

神奈川県の大山(おおやま)は,関東地方の名山の一つです。

0 コメント
コメント一覧
コメントがありません。
コメントを書く
お名前:

Email/URLを追加しますか? >> 追加
コメント: