先生のブログ

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  水 越 卓 治 

プロフィール
2018/12/28

卓489 特徴と向き合うとき

【文中の設問の正解を末尾に掲載しました 2019/1/3 】

 

おかたづけのシーズンです。

ひょんなものが出てきてしまって,

作業の手が止まっちゃうこと,よくありますね。

  

終業式の前日,職員室の

とある一角からこんな額縁が。

   

2018/12/19  14:09

  

なんと,10年ほど前の専任教員の

似顔絵を卒業記念に描いてくれた傑作が,

日に褪せることなく再登場。

  

  

末尾には,「平成213月 聖徳大学附属

聖徳高等学校(第24回生より)卒業記念」

とあります。東海さんの作画と記憶しております。

   

自分のSNS上にアップしてみましたところ…

   

卒業してまだ数年以内の方々からは…

××先生,△△先生の顔は わかります。

お若かったですね。(+自身がいた時よりも

前におやめになった先生は わからない旨)」

  

一方,20年以上前に卒業した方々からは…

▽▽先生,□□先生の顔は わかります。

 お元気ですか?(+自身がいた時よりも

後に加わられた先生は わからない旨)」

  

といったような内容のコメントが。

確かに一世代違う分,感想は対照的です。

 

でも,上に××とか▽▽と記した,

おぼえられている先生の名は共通して,

20年以上前から勤続している先生。

   

その上,親子二世代で通学のご世帯の場合は,

ご家庭でもこういう盛り上がり方ができるあたり,

私学ならでは。

   

勤続の長短を問わず,個人や組織の特徴を

存分に伝導しうるところも,私学ならでは。

  

   

*********************

  

    

きょうも地理ネタに移ります。

地図帳を目いっぱい活用できる

スペシャル授業を過日,挙行。

  

  

景観の写真を数枚見て,

どこ ( 何県何市,または,外国ならば国名 )

かを当てる大会です。

   

   

地域性と向き合う実習,というと些か大げさ

ですが,日ごろの世間話の内容というのも,

大体そのようなものではないでしょうか。

 

それでは,この当日の問題を出しますので,

どうぞごいっしょにお考えください。

   

 ↑ 看板の表記は「八代目佐藤養助湯沢店」

 ↑グリーンカレーに「比内地鶏」「しょっつる」が含まれている…などの情報

 

2018/12/9に撮ってきたものです。

何県の何市でしょう。

   

あとの画に行くにつれ,易しくなりもし…。

   

第2問もおまけで。

こちらも国内です。

何県何市でしょうか。

   

    

誠に勝手ながら,正解の掲載は,

十分な THINKING TIME をお取りしたのち,

お正月にはいってから,本稿の末尾に

あげさせていただきます。

  

景観写真は,多少のヒントの付加により,

地域の特徴が読み取れるものとなります。

  

なので,撮る際には,SNS映えよりむしろ,

地域性映えの方を意識したりもします。

   

  

   

   

がんばれ ☆ センター試験受験生

 

2018/12/28  16:30

 

 

 

 

 

【正解関連】

第1問ですが,つい先月に訪れた2018/12/9に数十cmもの積雪ですので,まずは「雪国」かと考えます。具体的には,日本海で暖流・対馬海流の水分をたらふく吸った雪雲が,シベリアからの北西季節風に押されて,本州の山脈に当たって山腹に大量の降雪をもたらすといった景です。

 

次に写真3にある,「佐藤養助 湯沢店」の「湯沢」なる地名です。地図帳の索引で「ゆざわ」を探すと,①湯沢・市(秋田)と②湯沢・町(新潟県の南部),③湯沢・温泉(新潟県北部の関川村;実は日本各地に複数「湯沢温泉」は存在する模様)の3つが掲載されていたりします。

 

特に,②の湯沢町は,上越新幹線の「越後湯沢」駅があるなど,著名なスキー場を周辺にかかえる知名度の高い自治体です。授業においても「わかった~」と言ってにこにこしている生徒に,「そっと答えて」の段で「新潟県・湯沢町」とささやいてもらったのですが,残念。正解ではありません。

 

となると,もう一方の「湯沢」の地ではなるまいか? で,二番手で「秋田県・湯沢市」と答えに来た生徒が正解。という些かグループ対抗戦に熱の出るパターンとなりました。

 

これにくわえて,高校生には難解だったかなと申し訳なく思うポイントとして,「秋田県らしさ」のただようポイントの読み取りにあります。

写真4の割りばしの袋に「稲庭うどん」とあります(ブログの画像では読み取りにくくてすみません。授業では大型画面で,接近確認可としています。)。

「日本三大うどん」というと,讃岐うどん(香川)と稲庭うどんは間違いなく上位二位のようですが,その,稲庭うどんが秋田県のものとご存知だと有利でしたね。しかも,広大な秋田県(面積第6位)の湯沢市・稲庭が本場。うどんというよりもそうめんに近いのが特徴。

 

写真5は,こちらのお店で好評の斬新なメニューであるタイ風の「グリーンカレーつけうどん」が,「比内地鶏と秋田のしょっつるにココナッツミルクを加えてまろやかで濃厚に仕上げました。」と説明がありまして(ブログ画面では読み取りにくく申し訳ありません),「秋田見~っつけ!」ともなりそうですが,秋田が誇る高級ブランド地鶏の名前は,スーパーでも肉売り場や,レトルトの鍋用スープにまで見かけます。

また,日本海で獲れるハタハタを醗酵させて造る魚醤「しょっつる」も,きりたんぽ鍋などの使われるなど,秋田県ご自慢の「食」のワードがいくつも登場し,新たなスタイルの郷土料理にまで発展していることがわかります。

 

ちなみに写真4の右下手前の,一見チャーシュー(焼き豚)っぽくみえるのは,秋田名物「いぶりがっこ」です。大根が原料で,たくあんの仲間のようなものですが,寒風で大根を乾かす関東とは違い,冬季に晴天が少ない雪国・秋田では,屋内の囲炉裏(いろり)の煙で大根を燻(いぶ)って造られており,燻製としての風味をもつのも魅力です。

 

第2問です。

写真1の「国道294号の終点」の景観からですが,学校所在地の茨城県取手市には,6号線と294号線の2路線の国道が通じています。そのうち,294号線は取手市から北西方向へ,守谷市・常総市方面に通じる路線であることを,知っている生徒もいますが,「取手市を通っている」ことを伝え,地図帳で関東地方のページを開いてひたすら国道294号線をたどるような状況から始まりました。

さっそく,早い生徒は「栃木県・那須烏山市」とささやきに来ました。

 

でも,信号機が縦長であり,「停止線」と記された道路標識がわざわざ設置されているということは,冬は雪が積もる地域なのでは?という助言を。関東より北でしょう。

次に「福島県・白河市」と来た生徒には,「通ってるけど,もっと先が・・・」として,写真2以降へ。

 

見ごとな城がそびえる都市です。詳しい方だと写真3のお判りになると思いますが,お城の中の展示を撮った写真4で,かなりの方がお判りになると思うのが,「白虎隊(びゃっこたい)」「飯盛山」などの語ですね。写真5・6にもなると,藩名の会津までばればれとなったところで,鶴ヶ城を中心に栄えた福島県西部の会津盆地にある城下町・会津若松市であることを,「地図帳見てよし」の条件下なら,当ててほしいなあと思う問いでもあります。

 

ちなみに,国道294号線の区間は,千葉県柏市~福島県会津若松市とされていますが,柏市と取手市の間は国道6号線と重複しての設定のようで,事実上の南の起点は,本校のスクールバス取手駅線も通行する国道6号線にある,「国道294号入口」交差点(取手市白山)のようです。

 

この問題はこのほかに,国内をたずねたものをもう1問,国外のをもおう2問用意。5A理系(12/15)と6C文系(12/17)にはチャレンジしてもらいました。

 

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