先生のブログ

 weekly TAKU        Puis-je vous aider?

  水 越 卓 治 

プロフィール
2019/03/22

卓501 響きあう


 

( 2019/3/20  9:00 )


 

「…自分は何者で

 どんな人間になりたいのか…」

 

学年修了式の壇に立つ高校生代表が

自身の一年間をふりかえる数分間のスピーチ。

山道を歩むかのような描写の語りが,

第一体育室に立つ人の心に響きます。

   

形式だけで終わらせることなく,

自己と向き合いつつ編み出しあげた

屈託のない語りが聴く人の共感をさそいます。

  

各学期の始業式と終業式で,

学園歌斉唱に続いて中高1名ずつが語る

「始業(終業)にあたってのことば」は,

15年くらい前から始まったように記憶しています。

   

このコーナーの存廃が討議されたことは

たぶんまだないと思うのですが,

  

伝統や定番の領域に至っていないものの,

ある程度長く続けられているものごとは,

「事業仕分け」のように,ある時期において,

見直しが図られることはよくあります。

   

学期末あたりに,どの生徒にスピーチする

ようにするのか,教員の方も気を揉み,

選ばれた生徒も,ひと仕事増えてしまう…

だから,双方共に,仕事量を省力化すれば…

との推進も,まさに今日的な改革かもしれません。

   

しかし,長い目で見ると,

収益的な体験や効果が潜んでいることも

見逃せません。

    

年齢の異なる先輩・後輩が何を思い,

どんな考えを進めてきたのかを聴く機会。

自分では気がつきにくかった発見が,

語りの中に多かれ少なかれいくつもあります。

   

スピーチを作る方・練る方も,聴く方も,

言葉のみならず,文章の記述や構成や

表現を研究する力に刺激が加わります。

   

教員は,代表の選出をきっかけとして,

学年の全生徒がどんな取り組みをした

期間だったのかを振り返ります。

 

一名に絞るのに苦労することもありますが,

話し合いを通じて,多くの生徒のたどってきた

経歴や展望にも注視することとなります。

   

おうちの方も,お子さんがスピーチの文面に

向き合っていることを通じて,大なり小なりの

助言・協力・励ましなどの支えに動かれるでしょう。

   

そして,どの回も聴いて心を打たれるのは,

独創性(オリジナリティ)に富んだ話題の構成。

  

どこを切っても同じような金太郎飴みたいなお話や,

「よかったです」「たのしかったです」「ありがとう」的に

済ませてしまうような水準はとうに卒業し,

ストーリーの中に,山や谷,夜と朝などのような

心情の起伏や明暗が色彩豊かに描かれているようなお話。

  

もしかすると,多少の手直しはあるのかもしれないけれど,

ほとんどすべての場合に,ご本人の声量や表情に,

独創性がみなぎっています。

   

もし,このコーナーが無ければ,

生徒が主役で躍進する気風に勢いを与えることは

なくなってしまいそうな気もします。

  

始業(終業)にあたっての言葉,

人の語りとして,聴き続けていければと思います。

  

   

∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬

    

   

今年度最後の授業は,

A(高二特進)・理系の,地理A

  

2月8日に小貝川まで徒歩で往復した後に

作成・提出したルートマップを

この時間にふせん紙で,相互批評。

   

   

2019/3/18  14:40

  

十人十色,いや,九人九色。

見学に来室した松田崇先生も批評に加わり…。

   

「生物的賞」

 

「怪奇現賞」 …でも思い出しやすい描き方です

  


14:53

  

15:21

  

1教員からではなく,

全メンバーからの批評を受けることで,

自信のある一枚となったと思います。 

一年間,たのしめましたでしょうか。

  

 

   

∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬

    

   

最初に聴きに行ったのは,

平成3年の第2回,龍ケ崎市民会館でした。

 

吹奏楽部,第30回・定期演奏会。

  

2019/3/21 16:53

 

お子さんを連れた人も多い卒業生たち。

高齢の方も多い,地域のファンの皆さん。

集客数では特活最大のコンサート。

  

17:04

  

今年も感銘。

品のよい部員たち。

この人たちの奏でる音が是非とも聴きたい。

耳が,脚が,会場に向きます。

 

 

 

(卓494にて既報ですが…)

本校の教員ブログが次年度から,

新たなURLに移ることになりました。

  

ですので,2009年から始まった今号も含むバックナンバーは

4月からは現行のhttp://torideseitoku-tblog.jp/

からご覧いただくことができなくなります。ご了承ください。

  

 


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